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詳しくは思い出せないけど非常に怖かった記憶が残っている。
マンションの廊下で、俺は何かから逃げている。
何かは、何かだ。形を持たなくて、黒くてとにかく不吉で不気味。
背中越しの気配だけで、本能が危険を告げるような、それに捕まることを全力で拒否している感じ。
俺はその何かから逃れようとマンションの廊下を必死に走っているんだけど、全然風景が変わらない。
何かと俺には引力でも働いているかのように、どんなに全力を出しても一定の距離に気配を感じる。
やがて俺の体力は限界を迎えて、マンションの植垣に頭から突っ込み、走ることができなくなってしまう。
黒い何かが俺にまとわりついてきた辺りから、呼吸がしづらくなる。
いくら吸っても、肺に空気が入ってこない。
逆に吐き出すことはできるから、どんどん身体の酸素が失われている感覚がある。
黒いなにかがまとわりついている気配はあるけど、物理的に首を締められているわけではない。
とにかく空気が、息がしづらい。
窒息死するんじゃないか……ってところでちょっと目覚めた。
いやあ、悪夢だったなあ。(のんき
あれはマジで息できないかと思ったもん。
夢ながらに死ぬかと思った。
滅多にそんな夢を視ることもないので、記憶が残っているうちに記事にしてみたわけである。
それでは次回の記事をお楽しみに!!