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ゆるラボの裏テーマ:ファミレスで会いましょう

サークル紹介
活動方針

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活動のゴールは、設定する必要があるのか

ゆるラボをやっていると、
「このサークルって、最終的に何を目指しているんですか?」
と聞かれることがあります。

正直に言うと、
はっきりした“成果”や“ゴール”は、あまり設定していません。

そのときどきの興味や関心、環境に応じて、
活動の形や向かう先は、
少しずつ変わっていくのだと思います。

でも、個人的な裏テーマとして、
頭の中にあるイメージはあります。

今のところは、
ファミレスでダラダラ過ごせる関係です。

一見すると生産性のない時間に見えるかもしれません。

でも私にとっては、
気心の知れた仲間とだからこそ過ごせる、
とても尊い時間です。

ファミレスでダラダラできる関係って、どういう関係だろう

学生時代を思い出すと、
目的もなくファミレスに集まって、
何時間もどうでもいい話をしていたことがありました。

でも今振り返ると、
あの関係性って、最初から成り立っていたわけじゃない。

・同じ時間を過ごして
・同じ目標や課題に向き合って
・一緒に悩んだり、考えたりして

そういう過程を共有していたからこそ、
「何もしなくていい時間」が成立していたんだと思います。

ファミレスでダラダラできる関係は、
実はすごく贅沢で、時間のかかる関係なのかもしれません。

ゆるラボに来る人たちの共通点

ゆるラボに参加してくれる人たちを見ていると、
ある共通点があるように感じています。

それは、

・自分の生き方をちゃんと考えたい
・人との関係を丁寧に扱いたい
・人や物事に対して、前向きな興味を持っている

ということ。

ちゃんと生きようとしているからこそ、
人や世界に対して興味が湧いてくる。

そんな人たちが、
この場に集まっている気がしています。

一緒に何かを体験する時間も、大事にしている理由

ゆるラボでは、
対話するだけでなく、お出かけ系のイベントも行っています。

街を歩いたり、
展示を見に行ったり、
何かを「一緒に見て、体験する」時間。

これも、ゆるラボにとっては
とても大切な要素です。

同じものを見て、
同じ場所に立って、
それぞれが何を感じたのかを話す。

正解はなくて、
知識があるかどうかも関係ありません。

ただ
違う感覚があったり、共感できたりする。
そんなことを、自然に実感できる時間です。

この「一緒に見る・感じる」という体験があるからこそ、
その後の会話や雑談が、少しだけ深くなっていく気がしています。

好奇心実験室とは

ゆるラボで大切にしている知的好奇心は、
「知識を増やすこと」ではありません。

「この人は、なぜそう感じたんだろう?」
「自分は、どうしてそう思ったんだろう?」

と考えてみること。

対話も、お出かけも、
どちらもその延長線上にあります。

答えを出すことよりも、
問いや気づきを持ち帰ることを大切にしています。

そしてそれを繰り返しながら、
自分の中に何が生まれてくるのか。

そんな実験をしています。

今は、まだファミレスに行く前のストーリー

ゆるラボは、
ゆるく雑談するだけの場ではありません。

さまざまな人の価値観に触れたり。
生きていくうえで少しデリケートなテーマを
話すこともあります。

それは、
生きることを一緒に考える時間を、
ちゃんと共有してみたいと思っているからです。

その時間を重ねた先に、
はじめて成立するのが、
「ファミレスでダラダラ過ごせる関係」
なんじゃないかな、と思っています。

場所は、
お酒の場でも、フードコートでも、河川敷でも。

きっと、どこでもいいんですけどね。

最終的に目指しているのは、こんな感じ

何かを決めなくてもいい。
結論を出さなくてもいい。
ただ一緒にいて、話したり、黙ったりできる。

でもその背景には、
ちゃんと一緒に考えてきた時間がある。

ゆるラボは、
そんな関係性にたどり着けたらいいな、
という気持ちで続けています。

もしこの考え方に、
少しでも引っかかるものがあれば、
どこかのタイミングで参加してもらえたら嬉しいです。

※この記事の中には、
私の好きなアニメやドラマの世界観が、ひっそり隠れています。
気づいた人は、こっそり教えてください。