人が集まる文章の基本の3ステップ

サークルメディア「ツナギテ」編集部

2021/06/02 (水)

こんにちは！

サークルメディア「ツナギテ」編集メンバーの古岩井です(^▽^)/

今回もサークルリーダーの方に向けて、サークル活動に役立つ情報を発信していきます！

今回の記事は…

「人が集まる文章の基本の3ステップ」

です！

サークル活動を始めよう！と思ったものの「サークルページやイベントページに何を書いたら、良いか分からない…」という方も多いのではないでしょうか？

私も最初の頃は、よく分からないまま書いていたので、人が全然集まりませんでした。ただ、こういった文章には書き方のコツがあり、それを知ればどんな人でも人が集まる文章を書くことができます。

今回は、文章の書き方のコツについて書きたいと思います。

1.魅力的なタイトルで「読まない壁」を乗り越えよう！

まず、人が集まる文章は下記の3つの要素で構成されています。

①タイトル
②本文
③締め括り

最初は「①タイトル」です。このタイトル次第で、この後の文章を読んでもらえるかどうかが、決まります。では、どんなタイトルを付ければ良いのでしょうか？色んなタイトルのつけ方はありますが、基本の考え方として「参加者がどんなことに興味があるか？」を考えてみると良いと思います。意外と忘れがちですが、人は自分の興味があることでないと行動しません。なので、参加者の気持ちになって、参加したいと思えるキーワードが入ったタイトルを作りましょう。

ちなみに、つなげーとでは「友達作り」や「週末を充実させたい」という方が多いように感じます。そこから更に具体的な参加者像を考えてみるとタイトルは自然と決まってくるかと思います。例えば、年齢、出身地、性別、趣味、性格、職種、インドア・アウトドア、休日の過ごし方など、色んなキーワードがありますので、それらを組み合わせてタイトルを作っても良いかもしれません。

2.文章で読み手との信頼関係を作ろう！

タイトルの次は「②本文」に入ります。ここで大事なのが本文の導入部です。この導入部で読み手との距離を縮めてサークルやイベントに興味を持ってもらいます。導入部は下記の3つの順番で書くと良いです。

①悩み・欲求の顕在化
②悩み・欲求に対する共感
③悩み・欲求を解消する解決策の提案

例として私が運営している「東京自習会」で考えてみます。東京自習会は、みんなで集まって一緒に勉強をするサークルです。一人だと勉強に集中できない方や勉強時間を確保したい方が参加されます。書き方としては下記の様になります。

①悩み・欲求の顕在化
⇒「一人だと勉強に集中しづらいですよね💦」

②悩み・欲求に対する共感
⇒「私もスマホをいじっちゃって勉強に集中できないんです…」

③悩み・欲求を解消する解決策の提案
⇒「でも、みんなで勉強すれば集中できると思いませんか？」

という様に読み手と同じ立場であることを伝えつつ、自分のサークルやイベントで読み手の悩みや欲求を解決できることを提案すると信頼関係ができて、この後の文章を読んでくれます。

導入部のあとはサークルやイベントの詳細を記載しましょう。記載例としては下記になります。

・開催日時
・開催場所
・参加人数
・参加費（無料or有料）
・持ち物
・参加条件
・今までの参加者の情報
・よくある質問
・開催実績（履歴）
・具体的な参加方法

など、参加に必要な情報を整理して記載しましょう。

3.読み手の背中を押す言葉をかけてあげよう！

最後は「③締め括り」の部分になります。ここまで来たということは読み手は「参加しようかな？どうしようかな？」と思っている可能性があります。そこで背中を押す言葉をかけることで、参加の後押しをします。書き方としては下記の様になります。

もしかしたら、今こんなことを考えているかもしれません。

『上手く馴染めるかな…』
『勧誘や営業があったら…』
『急用でキャンセルしたら悪いし…』

など、不安なことはたくさんあると思います。

なので、不安なことが無くなって安心して参加できる時にご参加下さい。

不安なことを抱えて参加しても、楽しめないです。

ご自身が参加したいと思った時に参加して頂くのが一番嬉しいです！

では、イベントであなたにお会いできるのを楽しみにしています(^^)

大事なポイントは押す方向を間違えないことです。よくあるのが「今しかないので参加した方がいいですよ！」とか「参加しないと損しますよ！」など、相手の気持ちを引っ張ろうとしてしまう言葉です。これを書くと読み手は参加したい気持ちが冷めることがあります。常に読み手に判断を任せるスタンスで書くと申し込んでもらいやすくなります。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます！

以上が「人が集まる文章の基本の3ステップ」でした！

サークルを始めると最初にぶつかる問題が文章の書き方だと思うので、今回のテーマにさせて頂きました。

今回、ご紹介した書き方で何回か書いていくうちに自分なりの型ができるので、ぜひ練習してみて下さい。

この記事が、あなたのサークル活動のお役に立てば嬉しいです(^^)

サークルメディア「ツナギテ」編集部
編集メンバー古岩井