国税庁は12月6日、浅草文化観光センターで「伝統的酒造り」ユネスコ無形文化遺産登録1周年記念イベントを開催した。シンポジウムのほか、試飲体験、枡づくりワークショップ、パネル展示などが行われ、保存会や蔵元の関係者が登壇して継承や地域とのかかわりについて議論した。

見解・考察：

この手のイベントは「知る」「味わう」「体験する」が一度に来るから、推し活・趣味活にめちゃくちゃ使える。試飲コーナーで自分の“好きな味”の輪郭を見つけたら、それを話題にして友だちを誘えば一気に推し活が現実になる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。浅草は観光地としての利便性も高いから、昼は蔵や酒-relatedスポットをめぐり、夕方にワークショップで枡やラベル作りを楽しむ――そんな1日プランを予定化してしまえば、推しの深掘りが続いていく。ひとりで行っても体験の場があると話しかけやすく、同じ温度感の人と出会いやすいのも魅力だ。次は自分で小さな試飲会を企画して、「この銘柄のここが好き」をテーマに写真を並べたり、浅草の街歩きと組み合わせたオフ会を開くのもおすすめ。文化継承の話題にも触れつつ、好きなものを外に出して会って語る体験を重ねることで、趣味が生活の一部として根づいていくはずだ。