創業91年のペガサスキャンドルは、2026年2月14日に兵庫・西神中央ホールでキャンドルとヴァイオリンのコンサート「あかりと音楽。」を開催する。本イベントは2024年に岡山で始まり、これまでに通算5回開催。大阪公演では約700個のキャンドルが灯る空間と生演奏の調和が好評を博し、関西巡回の第2弾として神戸で初開催される。

キャンドルと生演奏がつくる非日常は、ただ鑑賞するだけで終わらせるのはもったいない。バレンタイン開催ということもありデート向きの演出だが、過去の参加者の声には「一人で来た」「戻りたくない」といった感想もあり、ソロ参加でも満たされる体験であることが伝わってくる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。コンサート前後にお気に入りの曲やキャンドルの写真を見せ合う小さな会を企画したり、演奏された曲のプレイリストを作って共有するだけで、あの光景が何度も心に蘇る。会場の静かな温度感を楽しむための服装や香りを考えるのも楽しい準備だし、一人参加歓迎の場があると、“好き”を外に出す一歩が踏みやすい。もし仲間がいなければ、同じ時間に来る人を誘って近場でお茶をする約束をしておくと、非日常が現実のつながりに変わる。推し活でも趣味活でも、イベントをただ消費するのではなく、自分で小さな“追体験”をつくることで、次の予定が生まれ、同じ熱量の人とつながって活動が続いていくはずだ。