ミス・モンゴルが「スギナミ プロレス プロジェクト」を設立し、2026年2月14日に東京・セシオン杉並でプレ旗揚げ戦を開催する。旗揚げ戦は4試合程度の興行に加え、リング上でのプロレス教室、子どもたちによるダンス企画、プロレスグッズ販売やキッチンカー出店など地域向けの催しを予定している。立ち見は無料で、有料席は未就学児の膝上観戦が可能とされ、親子連れや地域住民が気軽に参加できる構成になっている。出場選手も発表済みで、地域と連携したコミュニティ形成を目指すプロジェクトである。

見解・考察：地元発の旗揚げは「観る」だけで終わらないプロレスの楽しみ方を開く。リング教室やグッズ販売、マルシェと組み合わせた構成は、初めてリングに足を運ぶ人のハードルを下げるだけでなく、会場で同じテンションの人と直接つながる口実にもなる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。親子で来られる仕様は、ママ友やパパ友と自然に話題ができる場面を生み、次の観戦予定ができやすいのも強みだ。推しの試合を見て終わりにせず、プロレス教室に参加してみる、自分で小さな観戦会を企画してみるといった行動が、「推し活」を日常に根づかせる。旗揚げ当日は物販でお気に入りのアイテムを見つけて話題にするのもおすすめだし、会場で出会った人と次のイベント日程を約束するだけで推し活は長く続いていく。ローカル発のプロジェクトは、会って楽しむ体験を通じてコミュニティが育つ好機である。