近藤麻理恵さんが岡山大学で行った講演で、片付けを通じて「本当の自分を生きる」ことの大切さを説いた。身の回りを整える物理的な作業を通して、心や行動、人生が変化すると語り、年末の大掃除や自身のタイミングで片付け計画を立てることを勧めている。

推し活の延長線で片付けを楽しむ発想が推せる。こんまりメソッドをただの家事に終わらせず、イベント化して仲間と共有すると一気に面白くなる。例えば「片付けパーティー」を今週末に企画して、ビフォー・アフターを写真で記録し、推しの曲プレイリストを流しながら進めるだけで気分が上がる。手放す判断は迷いがちだが、同じ温度感の人と語れる相手がいると決断が早くなるし、その後に会って楽しむ体験が残ることで推し活が現実に根づく。

一人で始めるのが不安なら「一人参加歓迎」の場を探すのも手。一度の片付けで終わらせず、次の観察会や交換会を予定化しておけば、推しの話題で盛り上がる仲間が自然と増えていく。片付けは単なる整理ではなく、好きなものの価値を再確認する儀式にできる。