女優・タレントの榊原郁恵（66）がラジオ番組にゲスト出演し、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で産婆役として初出演した際の撮影経験を振り返った。撮影現場では作品の持つ空気感を壊さないよう自分の立ち振る舞いに気を遣い、場の端で待機していたことなど、孤独を感じたエピソードを語った。

こういう“ちょい役”エピソードって、推し目線で聞くと宝の山に思える。大きな舞台にちょっとだけ顔を出す俳優やタレントの姿は、その人のプロフェッショナリズムや現場感を知る絶好のヒントだ。台本に名前がない役名でも、そこにいることで物語が回るという事実を胸に刻むと、見方が深まる。撮影現場の緊張や孤独を想像しながら見ると、一瞬のカットにも感情移入しやすくなるし、「次はどんな顔を見せてくれるだろう？」という追いかけ方が楽しくなる。

同じテンションで語れる相手がいると、その楽しみはさらに膨らむ。今週末にでも小さな視聴会を開いて、あの脇役の立ち居振る舞いや微妙な表情を一緒にチェックしてみてほしい。一人参加歓迎の集まりや、近場での観劇後のカフェ会があるだけで、推し活は画面の外に根づく。自分で“脇役チェックリスト”を作って企画にするのもおすすめで、仲間と語り合えば視点が増え、次の発見につながるはずだ。