東京五輪柔道100kg級金メダリストのウルフ・アロン（29）が新日本プロレスに転向し、来年1月4日の東京ドーム大会でデビューすることが話題になっている。ABEMAの番組出演で柔道界の収入構造について言及し、柔道では指導者になる道が多く、収入面での限界を感じる選手もいると語った。番組内ではプロレス転向の経緯やデビュー戦相手の話題も出ている。

推しとしてのワクワクを現実につなげる観戦プランウルフのプロレス転向は、単なる競技の移行以上に“物語”が動き出す瞬間だ。柔道で培ったフィジカルや所作がどうプロレスという舞台で昇華されるかを楽しむ視点がまず面白い。選手のキャリアの変化はグッズや試合後のコメント、舞台裏エピソードの語りどころを増やしてくれる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。観戦はテレビ中継や配信で追うのも良いが、同じテンションの人と会える場があるだけで推し活が現実に根づく。初めて現地に足を運ぶなら、一人参加歓迎の観戦会やカフェでの同時視聴会に参加してみるのがおすすめだ。そこで得た感想をもとに次の観戦やグッズ交換会、自分でミニ企画を立てることで“好き”がどんどん広がっていく。ウルフの発言にあった“稼ぎ”の話はファン視点だと不安材料にも映るが、興味深いのは選手が新しい舞台でどんな表現を選ぶかという点だ。リング上で見せる姿勢、会場での一体感、そして同じ熱量の仲間と交わす言葉──それらが組み合わさって推し活は続いていく。まずは試合当日の雰囲気を仲間と共有して、バックステージの話題や選手の背景を語る時間を作ってみてほしい。