小学館のマンガアプリ「サンデーうぇぶり」で、12月27日から2026年1月4日までの9日間、毎日1作品が24時間限定で全話無料になるキャンペーン「サンデー漫画駅伝」が実施される。対象には満田拓也「MAJOR」、大高忍「マギ」、藤田和日郎「からくりサーカス」など計9作品が含まれ、作品ごとの公開範囲はアプリ内で当日に告知される。併せてオリジナル作品のランキング発表やグッズ・ポイントプレゼント企画、青山剛昌によるデジタル年賀状配布など年末年始向け施策も行われる。

見解・考察（推し／趣味活目線）

年末年始の「全話無料」は単なる太っ腹企画以上の遊び場だ。普段は追い切れない長編を一気に味わって語り合うチャンスであり、推し作品を新しく布教する絶好のタイミングでもある。例えば「からくりサーカス」をつまみ読みしてお気に入りのエピソードだけを切り出し、年明けに対面で語るミニ読書会を企画するのはどうだろう。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。

デジタルで読む利点を活かして、「24時間限定公開」を予定化するのもコツだ。スケジュールに組み込んで仲間と同じ日程で読み進め、既読感想をチャットや現地カフェで交換すれば、一人で読むより記憶に残る体験になる。年末の空き時間に合わせた一日集中プランや、家族でページごとに感想を言い合う“お正月読書会”も現実的で楽しい。

またランキング発表やプレゼント企画を起点に、新しいコミュニティに飛び込むきっかけにもなる。初心者歓迎の場や一人参加でも入りやすい集まりを探せば、「好き」を外に出す一歩が踏みやすい。漫画を読むだけで終わらせず、イベント化・共有化することで推し活は長く続いていくはずだ。