Alpha Bravo Construction British Open Junior Squash Championshipが2026年1月2日から6日にビーミンガムで開催される。50か国以上の選手が参加し、同大会は100周年の節目を迎えるジュニアイベントである。ハンプシャー代表としてフィービー・グリフィス（U15女子9/16シード）とジョージ・グリフィス（U17男子5/8シード）、ウィンチェスターのハリエット・ブロードブリッジ（U17女子9/16シード）が出場予定で、開幕日にはジョナ・ブライアントとマレーシアのイアン・ユー（世界ランク17位）によるエキシビションマッチがビーミンガム大学のオールガラスコートで行われる。

こういう歴史的なジュニア大会は、ただ試合結果を追うだけではもったいない。未来のスターが生まれる瞬間を「目撃」する楽しさを全力で味わってほしい。現地で観戦できるなら、会場の匂いや歓声、選手の表情までが記憶に刻まれるし、SNSの短いクリップだけでは伝わらない息遣いがある。遠方でも、仲間と観戦予定を立てて配信を一緒に見れば、その場の熱量は十分に再現できるはずだ。

フィービーやジョージ、ハリエットのような若手を応援する推し活は「追いかける」だけでなく「関わる」ことで深まる。観戦後に仲間と感想を語る場を作ったり、同じ熱量の人と練習会やオフ会を企てると、次の大会がもっと楽しみになる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。

またエキシビションマッチは、競技のスタイルや戦術を間近で学べる貴重な教材だ。大会をきっかけに地元でスカッシュ体験イベントや観戦会を立てるのもありだし、一人参加歓迎の場を見つけて新しい仲間とつながれば、推し活が現実の予定に根づいていく。好きなものは外に出してこそ広がる。百周年という区切りは、スカッシュを「語る」「会う」「企てる」いい口実になるはずだ。