沖縄でボッチャとロボット技術を組み合わせた新しいスポーツ「ロボッチャ」の体験会が那覇市で開かれた。ロボットに投げる角度や強さを指示して赤と青のボールを白いジャックボールにどれだけ近づけられるかを競う形式で、年齢や障がいの有無に関係なく同じルールで楽しめる点が特徴と報じられている。運営側は教育現場での活用も期待しており、来年2月に名護市でも体験会が予定されている。

こういうニュースを聞くとワクワクが止まらない。単純に「スポーツ×テクノロジー」という組み合わせの面白さに加え、勝ち筋を考える戦略性と、ロボットをカスタムする創造性が同時に味わえるのが最高だ。個人的には、友達と分業してロボットを調整しながら作戦を練る「対戦×ワークショップ」形式が一番楽しそうに感じる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。画面の中だけで完結しない、実際に会って手を動かす体験は記憶に残りやすく、世代やバックグラウンドが違う人と対戦することで新しいつながりが生まれる。

具体的には、大学のサークルや地域の交流会で「ロボッチャ会」を週末に開いてみる、一人参加歓迎の体験会に顔を出してみる、初心者向けのハンズオン回を継続して仲間を育てる──といった動きが合う。技術好きもボードゲーム好きも巻き込める題材なので、少人数で始めて次第にイベント化すれば自然と仲間が増え、次の企画につながっていく。まずは近場の体験会に行って、戦術を語り合う相手を見つけてみてほしい。