2025年12月12日、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』（通称・推し武道）のコミックス第12巻が発売され、物語が完結した。作品の主な舞台は岡山市であり、アニメ化・ドラマ化・実写映画化に続き、2026年2月には舞台化が予定されている。この記事では岡山を舞台とする二次元作品を含め、同県ゆかりの作品を複数ピックアップしている。

完結のタイミングは、聖地巡礼を“ただ行くだけ”の行為から、自分たちの推し活イベントに昇華させるチャンスだ。まずは行きたい場所をリスト化して、昼はロケ地めぐり、夜は地元グルメで打ち上げ、というワンデイ計画を作るだけで旅の満足度が全然違う。ロケ地で写真を撮って交換するミニ展示を作ったり、最終巻の感想を持ち寄る読書会や上映会を地元カフェで企画すれば、画面の中だけで完結しない“会って楽しむ体験”になる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。

一人で行く場合でも、一人参加歓迎のイベントや現地発のツアーに参加すると始めやすい。コースをあらかじめ予定化しておけば同行者募集もしやすく、同じ温度感の人と会える場があるだけで推し活は現実に根づく。自分で小さな企画を立ててみるのも◎。聖地は訪れることで地元の魅力も再発見できる場所だ。