京成電鉄は2026年元日にかけて京成本線・押上線・金町線で終夜運転を実施する。普通列車を約20〜50分間隔で運転し、押上〜京成金町間は約20〜40分間隔で運行する。併せて「成田山開運号」を数往復設定し、AE形車両に隈取風ヘッドマークを掲出する。利用には運賃のほかライナー券が必要である。

推し活や趣味の外出が好きな人にとって、この終夜運転はただの移動手段以上の楽しみのタネになる。押上で夜のスカイツリーを眺めつつ推し語り会をした後、成田山開運号の写真を撮りながら帰るプランは鉄分とオタク心の両方を満たしてくれる。AE形のヘッドマークは写真映えが良いので、撮り鉄寄りの仲間を誘って小さな撮影オフを企画するのも手だ。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。年末年始の特別運行は予定が組みやすいので、集合時間や待ち合わせ場所を早めに決めておくと安心だし、一人参加歓迎の場をあらかじめ見つけておくと“好き”を外に出す一歩が踏みやすい。終夜運転を使ったプチ遠征で、乗り鉄・撮り鉄・推し友交換会などを組み合わせれば、画面の中だけで完結しない“会う体験”として推し活がより濃密になる。イベントを自分で立てて仲間を募れば、その後も次の誘いが生まれやすく、推し活が現実に根づいていくはずだ。