トム・クルーズとアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督による新作映画『DIGGER／ディガー』の第1弾特報が解禁された。2026年に日本公開予定で、特報はトムがスコップを持って踊る映像と「規格外の大惨事コメディ」というコピーが確認できるのみで、物語の詳細は明らかにされていない。

好きなものを全力で楽しむ目線で言えば、この“謎と余白”こそが最高の出発点である。情報が少ない今は妄想を共有する時間。特報のワンカットから想像を膨らませて、友達と「もしこうだったら？」を語り合うだけで推し活は一気に熱を帯びる。予告が断片的であるほど、ファン同士で考察会を開いたり、劇場公開前にミニ上映会や衣装を寄せた即興コスプレで盛り上がる余地がある。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。公開までの時間をイベント化して、週末に同じテンションの人と会える場を作れば、画面の外で交わる思い出が増えて推し活は現実に根づく。制作陣の顔ぶれを知っている映画ファンならではの切り口（監督の作風やトムの新境地）でトークルームを立て、気軽に一人参加歓迎の集まりを告知すると、新しい仲間と次の企画につながりやすい。結局、映画を“観る”だけで終わらせず、妄想→共有→会う体験へとつなげることで、このDIGGERはファンダムとしても楽しみ尽くせるはずだ。