liquid SKATEBOARDはリモコンを廃した電動スケートボードで、ライダーの足の動きで速度を維持する「クルーズコントロール」を搭載している。従来のプッシュ（地面を蹴る）による推進感覚を残しつつ電動アシストを組み合わせる設計である。2025年11月19日からGREENFUNDINGで先行販売が始まり、公開後10分で目標金額30万円を達成。12月22日時点で支援総額は2,463,214円、支援者数34名、プロジェクトは12月31日までの期間限定公開である。

こういう「押して進む感覚」を大事にした電動化って、単なるガジェット以上の意味があると思う。乗り味が残るから、スケボー未経験者と経験者が同じ場で遊びやすく、教え合いのきっかけにもなる。初めての人向けに短時間の試乗会や「一人参加歓迎」の練習会を企画すれば心理的ハードルが下がるし、同じ温度感の人と会って話すと上達も楽しく加速する。安全装備や基本プッシュのコツを共有するワークショップを小さく開催して、週末に近場でミニライドを予定化するだけで推し活が現実に根づく。発想次第では自分で体験会を立てて、試乗→語り合い→次回のライドとつなげていく流れがつくれる。クラウドファンディングの期間が限られている点もあるが、気になるなら試乗やイベントを通じて仲間と一緒に判断すると後悔が少ないだろう。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。