京都府南丹市園部町の園部海洋センター体育館で20日、スポーツ交流会が開かれ、参加者がボッチャと卓球を体験した。ボッチャは白いジャックボールへの近さを競うチーム戦で、狙いや妨害といった駆け引きがある。参加者は投球がジャックに寄った際に仲間と声を掛け合い喜び、参加者は合わせて約40人であった。

見解・考察（楽しみ方提案）

ボッチャの魅力は、見た目のシンプルさに反して“頭を使う”戦略性と、みんなで喜べる瞬間があるところだ。スポーツとしての敷居が低く、年齢や体力差をあまり気にせずチーム戦で盛り上がれるから、趣味として仲間を作りやすい。初心者同士でルールを覚え合い、成功したときにハイタッチできるのが最高に楽しい。

戦術を語り合う時間を作ると、体験の深みが増す。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。今週末に近場の体験会や一人参加歓迎のイベントを探して参加してみるだけで、推し活のように「好き」を現実の予定に落とし込める。大会や交流会で得た仲間とは、そのまま次の練習や飲み会へつなげれば、趣味が生活の一部として続いていく。

少人数で自主企画するのもおすすめだ。ルールにひと工夫してハンディ戦を設けたり、卓球と組み合わせたミニリーグを作れば、カジュアルなスポーツイベントが立派な“推し活イベント”になる。多様性を体感できるボッチャは、誰かと会って一緒に遊ぶ体験がそのまま理解と楽しさにつながる。