『映画「国宝」展 ― 熱狂は終わらない、物語は続く―』が2026年1月7日から1月28日まで銀座ソニーパークで開催される。入場無料のメイン展示では劇中の印象的な場面をとらえた写真が展示される。併設の特別企画展「5/513日 Ryo Yoshizawa × Shunya Arai」は有料で、吉沢亮の撮り下ろし写真やオリジナルグッズが並ぶ。さらに、Crystal LEDと立体音響を用いた空間で主題歌「Luminance」を本編映像とともに鑑賞できる体験が用意されている。

ファンとしては、ただ写真を眺めるだけで終わらせたくない展示だと感じる。Crystal LED×立体音響の体験は、家で映像を流すのとはまったく違う“身体に響く時間”をくれるはずで、そこで感じたことを語り合う相手がいると感動が倍増する。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。メインは入場無料なので、まずは気軽に街歩きのついでに立ち寄ってみるのがおすすめ。特別企画は有料の分だけ濃度が高いから、推し仲間と「この日行こう」と予定化しておくと当日のワクワクが続く。展示で見つけた一枚についてカフェで語り合ったり、会場限定グッズを交換したりすると、推し活が画面の外に広がっていく。初めてでも一人参加歓迎の空気があれば踏み出しやすいし、同じ温度感の人と会える場があるだけで推し活は現実に根づく。写真を見て感じたことを次のイベントや自分の企画につなげていけば、映画の熱狂は本当に「終わらない」ものになるだろう。