お笑いタレントのキンタロー。が20日放送のTBS系『人生最高レストラン』に出演し、大学時代に社交ダンス部で活動し、サンバの部で全国大会4位になったことを明かした。吉本新喜劇のオーディションも受けたが、同じサークルの先輩に「ダンスかお笑いかどちらかにしろ」と迫られ、オーディションを途中で辞退。先輩を追って同じスタジオに就職したが、交際には至らず失恋に終わったと語った。だ・である調で事実のみを整理した。

こういう話は単なる芸能トークではなく、「好き」をどう外に出すかの教科書にもなる。キンタロー。のように一つの趣味に全力で打ち込みつつ別の夢にも手を伸ばしてみる姿勢は、推し活や趣味活にそのまま応用できる。競技で結果を出すほどの熱量は、ひとりで抱えるより“語れる相手”がいると一気に加速する。今の趣味仲間だけでなく、同じテンションの人と会う機会を予定に入れるだけで、推し活は現実に根づく。初心者歓迎の場や一人参加が気軽な集まりなら、最初の一歩も踏みやすい。さらに、自分で小さなイベントを企画してしまうのも手だ。練習会や観戦ツアー、カフェでの感想会などを通じて「会って楽しむ体験」を増やすと、その趣味は趣味以上の居場所になる。恋愛や人間関係の失敗も含めたエピソードは、同じ熱量の仲間と共有することで笑い話になり、次の行動に変わる。キンタロー。の話を聞いて心が動いたら、今週末に近場で開かれている稽古やイベントを覗いてみるといい。