富山の美術館で、日本の現代ガラスアートの歩みをたどる展覧会が開催されている。展示は日本国内のガラス表現の変遷や多様な作家の作品を紹介する構成である。

ガラスアートって、ただ「見る」だけでもうっとりするけれど、楽しみ方をちょっと工夫すると世界が広がる。例えば展示をひとつの“推し”に見立てて、お気に入りの作品のモチーフや技法をメモしておくと、帰ってからも語れるトピックが増える。気に入った作家や技法が見つかったら、同じ興味を持つ人と現地集合で鑑賞するのがおすすめ。こういう熱量って、結局語れる相手がいると一気に加速する。会場近くで展示後にお茶や写真交換をするだけで、「見た」で終わらない体験になるし、次の展覧会やワークショップの予定も立てやすくなる。

一人で行くのが不安なら、同じ温度感の人が集まる初心者歓迎の集まりを探してみるといい。展示の前にトークルームで空気感を確認してから会うと緊張がほぐれるし、現地で「この部分が好き！」と盛り上がれる瞬間が生まれる。自分で小さな鑑賞会を企画してみるのも楽しい。好きなものは外に出してこそ広がるから、ガラスの透明感や色の揺らぎを誰かと共有して、鑑賞体験を現実の思い出に変えていきたい。