ベトナムのテニス界は、ピックルボールの流行を受けて人気と選手層に変化が生じている。国内の有力選手がピックルボールへ転向する動きがあり、2025年初頭には複数の期待選手が転向を表明したと報じられている。これにより従来のテニス競技に影響が出ているという事実が伝えられている。

好きなものを全力で楽しむ視点からこれをどう受け止めるかを考えると、まずスポーツが“流行”として移り変わる瞬間は、ファンにとっても新しい遊び方のチャンスだと感じる。推し選手が違う競技に挑む姿は、追いかける楽しさが広がる瞬間でもある。単に画面で結果を追うだけでなく、地元の体験会やイベントに足を運んで実際にラケットを握ってみると感覚が一気に変わる。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。初心者歓迎の体験会や一人参加歓迎のイベントがあると、最初の一歩がとても踏みやすい。仲間と一緒にルールを覚えたり、週末に気軽に集まってプレイする予定を入れるだけで、推し活や趣味活は現実に根づく。選手の移行を嘆くだけでなく、自分なりの観戦ルートや参加方法を作る──例えばテニスとピックルの両方を楽しめるミニイベントを企画してみると、同じ熱量の人たちとつながりやすく、好きが長続きするはずだ。