トランポリンの全日本社会人選手権男子決勝で、宮野隼人（滋賀県スポーツ協会）が連続した10本の跳躍すべてを3回宙返りで成功させ、国内では初の快挙を達成した。難度点は23.4点と高く、世界選手権上位選手と比べても2～3点高い構成であった。宮野はこの演技を五輪へつなげ、2028年ロサンゼルス五輪代表を目指すと述べている。

ファンとしては、技術の高さと競技にかける覚悟がそのまま“推しの物語”になっていると感じる。映像で着地後のガッツポーズや、他選手からのグータッチが見られる瞬間は、競技の美しさだけでなく仲間との連帯感も伝わってくる。こういう熱量って、結局「語れる相手」がいると一気に加速する。友達と動画を見返して細かい着地の差や表情を語り合えば、推し活はただの観戦から毎日の励みへ変わる。練習や大会が続く中で、次の試合の日程を軸に集まりを作ったり、一人参加歓迎の観戦会を企画すると現実で楽しめる体験が増える。大会会場で同じテンションの人と会えるだけで、推し活は現実に根づきやすくなるし、次の勝利を一緒に祝える仲間がいると追いかける楽しさが長続きする。自分で小さな応援企画を立てるのもおすすめだ。