2025.12.20

ピカソ×ポール・スミス展、国立新美術館へ

2025.12.20

キービジュアル
「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」展 2026年6~9月に国立新美術館で開催 ポール・スミスが会場レイアウトを考案 – 美術展ナビ

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」展が国立新美術館(東京・六本木)で2026年6月10日から9月21日まで開催される。本展はパリの国立ピカソ美術館所蔵のピカソ作品約80点を、英国デザイナーのポール・スミスが会場レイアウトや色彩で再構成する国際巡回展である。

展覧会はピカソの初期作から晩年の作品までを時系列で紹介し、壁紙や装飾、小物に至るまでポール・スミスらしい色使いと遊び心で会場が演出される予定である。

見解・楽しみ方提案:ピカソの名作群と、ファッション的な空間演出が組み合わさる今回の展示は、「見る」行為を越えて、自分の感性を表現する遊び場になる。展示室ごとに異なる色調や柄が用意されるなら、当日はちょっとした“色合わせ”で遊びに行くのがおすすめだ。好きな作品の色やモチーフを取り入れた服で出かければ、写真映えもするし、鑑賞の仕方自体が思い出になる。仲間と服装テーマを決めて行く小さなオフ会や、「ポール・スミス風配色で巡るピカソ」みたいなミニツアーを企画するのも楽しそうだ。

また、作品をただ眺めるだけでなく、会場のレイアウトや装飾について語り合うことで見え方が変わることも多い。こういう熱量って、結局“語れる相手”がいると一気に加速する。ギャラリートークや関連イベントがあれば参加してみると、同じ温度感の人と出会いやすい。初めて一人で行く場合も、展示に合わせたワークショップや週末の集まりをチェックしておくと安心だ。

最後に、展覧会を起点にした“その後の予定”を作ると楽しみが続く。展覧会前に近くのカフェで色の話をしてから回る、見終わったら感想をシェアする小さな会を開く――そうした会う体験が、記憶に残る推し活や趣味活をつくっていく。美術館は作品だけで完結しない、人と人の関わりが生まれる場でもあるのだ。

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