2025.12.4
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出典: news.yahoo.co.jp
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嵐電を運行する京福電気鉄道は、今年2月に新型車両「モボ1形」を導入し、愛称を「KYOTRAM(きょうとらむ)」とした。導入は24年ぶりで、レトロな外観と最新の内装が沿線の住民や利用者の間で好評を博している。
背景には、1970年代に製造された車両が7両残るなどの老朽化問題があり、2019年に新型車両の開発が始まったことがある。技術・運行担当ら計5人のチームで企画を進め、当初は観光特化や2列シートなど多様な案が検討された。
最終的に掲げられたテーマは「原点回帰」であり、観光列車に偏らせず沿線の日常に溶け込む車両設計を重視した。これは沿線活性化と日常輸送の両立を目指す狙いがある。
京都の嵐山本線や北野線といった路線特性や、仁和寺や龍安寺などの沿線風景を踏まえたデザインと設備が盛り込まれている。京福電気鉄道は今後、運行状況や利用者の反応を見ながら沿線振興につなげる考えである。
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