東京女子プロレスは3日、都内で「東京女子プロレス’26」（2026年1月4日、後楽園ホール）のタイトルマッチ調印式及び記者会見を公開で行い、遠藤有栖の持つインターナショナル・プリンセス王座に挑むMIRAIがベルト獲りを宣言した。

MIRAIは2019年5月3日、東京女子プロレスの後楽園大会でデビューし、同期生・鈴芽とタッグチーム「BeeStar」を結成するなど活躍した。だが2021年9月4日の板橋グリーンホール大会をもって同団体を卒業している。

その後はスターダム、マリーゴールドを経て、今年11月に地元・岩手を拠点とするみちのくプロレスに入団。古巣には4年4カ月ぶり参戦となる。

会見でMIRAIは「本日、12月3日が誕生日で26歳になったんですけど、本当に誕生日プレゼントを用意してくれたのかなぐらい、このカードがすごくうれしくて」と語り、当時を振り返って「あの頃は若くて幼かったです、20歳とかで」と述べた。

続けて「自分はそれをしっかり与えたいですし、今のMIRAIを皆さんに伝えたいなと思います。そして、このチャンスを今度こそ絶対にモノにしてこのベルトを巻きたいと思います」と決意を示した。

迎え撃つ遠藤有栖は「これ聞いた時は全内臓が出ちゃったんじゃないかってぐらいビックリしました。私はベルトを持って、初めて先輩の挑戦を受けます」と反応し、チャンピオンとしての覚悟を示した。

両者による一戦は2026年1月4日、後楽園ホールでの大会に組まれており、古巣参戦とタイトル挑戦が重なる注目カードとして関係者やファンの関心を集めている。