TBS系ドラマ『VIVANT』の公式Xが12月1日に公開した新キービジュアルの撮影場所が、日本橋三越本店の本館にある『天女（まごころ）像』前であることが話題となっている。2023年放送のシーズン1はモンゴルでのロケを敢行し、1話あたり1億円の制作費が投入されたことでも注目を集めた。

2026年放送予定のシーズン2はアゼルバイジャンを中心にロケが行われているが、今回のビジュアルは意外な国内ロケ地の登場としてSNS上で「聖地巡礼に行かなきゃ」といった反応を広げている。日本橋三越本店の担当者は、驚きと期待感を示すコメントが多いとし、来店を呼びかける意向を示した。

日本橋三越本店は1673年に呉服店「越後屋」として創業し、1904年に日本初の百貨店として開業、2016年に本館建物が国の重要文化財に指定されている。本館1階中央ホールの『天女（まごころ）像』や、背後に据えられた昭和初期製造のシアタータイプのパイプオルガンなどが見どころとされ、週に3日間（金〜日）に演奏会も開催されている。ファンの注目を集めるロケ地情報は、今後の来館動機にもつながりそうである。