ニューバランス（New Balance）は、旗艦店「ニューバランス原宿」を12月5日にリニューアルオープンする。約7ヶ月にわたる大規模改装を経て生まれ変わった同店は、同社が掲げる「世界で最も“プレミアム”なアスレチックブランド」を体現する空間を目指す。

店内は地上1〜4階の4層構造で、エントランスからつながるスペース「ステージ（Stage）」を中心に、注力アイテムやコレクションの展示、ポップアップやスポーツ・カルチャーイベントの拠点として機能する。コンセプトは「フューチャークラフトマンシップ」で、商品だけでなく接客やカスタマーサービスを含めた買物体験全体で表現するという。

オープン時はライフスタイルアパレルのコレクション「NB GREY」を中心にラインナップし、12月にオンライン限定で発売予定のメイドインジャパンモデル「1300JP」と「U576JP Made in Japan」の試し履き用シューズを店頭に用意する。U576JPは兵庫の工房「ミムラボ（M.Lab）」で職人の手によって製作された新作で、12月19日に発売される予定である。1300JPは5月にオンライン限定で販売され即完したモデルであり、発売日や販売方法は公式アプリなどで追ってアナウンスされる。

また、店内にはロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手のシグネチャーコレクション「The Ohtani Signature Collection」のスペースが設けられ、直筆サイン入りアイテムなどが展示される。天井には大谷選手の背番号「17」、「16」、「39」にちなんだ本数のバットを配し、視覚的な演出にも工夫が施されている。2階はランニングを中心としたパフォーマンスカテゴリーのフロアとなり、初心者から上級者までをサポートする設備やサービスを充実させる構成である。