2025年12月3日（水）、WAKO（世界キックボクシング団体協会）が日本を新加盟国として正式に発表した。WAKOはARISFやGAISFに加盟し、5大陸146の加盟国を擁し、そのうち105カ国は各国のオリンピック委員会などに公式に認められている。

今回、K-1創始者の石井和義・正道会館館長が発起人・顧問を務める一般社団法人 日本キックボクシングリーグ機構（通称JKLO）が日本の承認組織となった。発起人や幹事には伊藤隆RISE代表、緒形健一シュートボクシング協会代表、小野寺力NO KICK NO LIFEプロデューサーらが名を連ねている。

11月21日(金)～29日(日)にアラブ首長国連邦・アブダビで開催された『WAKO World Championship 2025』には日本が初参加し、K-1グループからSAHO(闘神塾/K-1女子フライ級王者)、松本海翔(TAD)、中野大輝(TAD)が出場した。松本が「男子K-1ルール -60kg」で金メダル、SAHOが「女子K-1ルール -56kg」で銅メダルを獲得している。

石井館長は自身のSNSで「日本のキックボクシングはついにIOC認可団体WAKOへ正式加盟。これは歴史的な一歩であり、未来のキックボクシングを切り拓くための大きな土台となりました」「ここから日本キックボクシングリーグ（JKL）とともに、世界の舞台へ挑んでいきます」と綴っており、JKLOの今後の活動が注目される。