新日本プロレスの来年1月4日東京ドームで行われる引退試合に向け、追加席の販売が11月30日に実施され、午前10時の発売開始から約2時間半後の午後0時半までに「アリーナＢ」（２万５００円）、「アリーナＣ」（１３５００円）、「アリーナＣ」（エキサイトシート、１万３５００円）の三席種が完売した。

4日朝時点では「外野スタンド」（１万１５００円）のみが残っている。公式案内では外野スタンドについて「ステージ・ステージ上のビジョン・入場花道等が一部見えない場合もございます。（リングはご覧いただけます）」と注意喚起し、背もたれがないベンチシートである点も明記している。

また、主催者は前売りで全席完売となった場合には「当日券・小中高生券の発売はございません」と告知しており、チケット完売時の対応も示している。

ラストマッチは棚橋弘至 vs ＡＥＷのオカダ・カズチカに決定しているほか、ＩＷＧＰジュニアヘビー級挑戦者決定４ＷＡＹにはエル・デスペラード、石森太二、藤田晃生、ＳＨＯが出場する。

ＩＷＧＰ女子＆ＳＴＲＯＮＧ女子のダブル選手権は朱里 vs 上谷沙弥、ＩＷＧＰ世界ヘビー級＆ＩＷＧＰ ＧＬＯＢＡＬヘビー級のダブル戦はＫＯＮＯＳＵＫＥ ＴＡＫＥＳＨＩＴＡ vs 辻陽太、ＮＥＶＥＲ無差別級は王者・“キング・オブ・ダークネス”ＥＶＩＬ vs ウルフアロンのカードが組まれている。

外野席を含めて完売が続けば、同じ東京ドームで約7万人を動員した1998年4月4日の「アントニオ猪木引退試合」と同規模の満員が予想され、チケット動向は引き続き高い関心を集めている。