電気通信大学（調布市調布ケ丘1）が12月26日、匠（たくみ）ガールプロジェクト『冬休みは電通大でラボ体験2025』を開催する。匠ガールは理工系分野に関心を持つ女子中高生を応援する進路支援プロジェクトで、普段入れない大学研究室（ラボ）で現役教員から直接指導を受けられることが特徴である。本年度は3回目の開催となる。

今回の体験プログラムは「やってみるとわかる！？ ICTインフラの裏側」「やわらかいロボットアームを作ってみよう」「簡易二足歩行ロボットを歩かせよう」「樹脂とワイヤでヒトそっくりな指ロボットを作って持ち帰ろう！」「さまざまな聴力検査の原理と活用法」「チョー強い磁石で光や電子を曲げよう！！」「スマホで微生物を見てみよう！」「航空機周りの空気の流れ スーパーコンピューターの威力と可視化の美」「ミクロの楽器を鳴らしてみようか」「エレクトロニクス志向の材料づくり 匠な物質科学と有機化学」「未知の発光酵素を精製してみよう」と多彩な選択肢が用意されている。

参加希望者はプログラムから1つを選び専用フォームで申し込む方式で、申し込みは12月8日正午まで受け付ける。応募者多数の場合は抽選を行い、結果は12月12日に連絡される。問い合わせ窓口の男女共同参画・ダイバーシティ戦略推進室特任准教授の片岡寛子さんは「参加は一人でも、友人と一緒でも歓迎。冬休みを利用して、教員や先輩たちと一緒に研究の楽しさを体験してほしい」と呼びかけている。