ベトナムキックボクシング連盟は、第33回東南アジア競技大会に向けてメダル獲得者に現金褒賞を提供すると発表した。

金メダル（HCV）には500米ドル、銀メダル（HCB）には300米ドル、銅メダル（HCĐ）には200米ドルがそれぞれ支払われる。褒賞は物質的価値にとどまらず、選手の最終段階での闘志を活性化する狙いがあるとされる。

今回の代表にはトリウ ティ フオン トゥイ、ホアン ティ トゥイ ザン、ブイ ティ イェン ニー、グエン クアン フイ、グエン ディン タイ、グエン ディン ミン クエ、ホアン ジア ダイ、ズオン ダン ホートの8選手が参加し、今大会では金メダル１個獲得を目指す。

2023年の第32回大会ではベトナムは金4、銀4、銅7を獲得したが、今回は開催国タイが種目数を制限しており対応が必要になっている。ダム・コン・ディエン氏は、国内では現在ローキック、フルコンタクト、K1の3種目で練習しているが、SEA Gamesでは5つの異なる種目で8階級が競われると説明した。

コーチ陣は戦力の再編と登録する最適な階級の選定を迫られており、ハノイとホーチミン市で精神面・体力面・戦術面の安定を図るトレーニングを継続している。計画では選手団は12月11日にタイへ出発し、会場到着後は照明やマットなど競技環境に慣れることになると伝えられている。