やまとラボ(YAMATO Lab.)が日本文化を取り入れた新作シリーズ「スカジャンキモノ」を発表し、京都で期間限定の先行販売を行う。会期は2025年12月10日(水)〜12月15日(月)、会場は京都・新風館1Fで、営業時間は11:00〜20:00（最終日のみ11:00〜18:00）である。

「スカジャンキモノ」はスーベニアジャケット“スカジャン”とキモノを融合させたウェアで、百徳着物に着想を得たパッチワークのような継ぎ接ぎのボディにオリジナルの刺繍を施したシリーズだ。各アイテムは土台となる着物のテキスタイルが異なるため、すべて1点ものとなっている。

背面には「舞妓」や鳥居、大文字焼きなど京都らしい風景を表現し、図案をなぞりながら直接生地に柄を描く「横振り刺繍」と、太い金糸を木製の駒に巻き転がしながら細糸で縫い付ける「金駒刺繍」で仕上げられている。シリーズは初のキルティング仕様で冬場の着用にも適する「キルティングジャケット - 百徳/裏勝 - 330,000円」をはじめ、多彩なラインナップをそろえる。

展覧詳細にはテーラー東洋×やまとラボ「スカジャンキモノ」90,200円、ハオリ - 折衷 - 鶴虎/鶴兎 165,000円、ジャケット - 百徳 - 鶴虎/鶴兎 220,000円、ボーリングシャツ（背刺繍あり）71,500円（刺繍なし49,500円）などの例が挙げられている。

また、旅館のゆかたを継ぎ接ぎして仕立て直した「宿つなぎ」シリーズも京阪神エリアで初めて販売され、シャツ35,200円、ツナギ66,000円、巾着13,200円などのアイテムが用意される。伝統の技とリメイクの視点を組み合わせた一点ものの刺繍アイテムを求める機会となるだろう。