ソニーはフルサイズミラーレス一眼カメラ『α7 V』を発売すると発表した。新開発の有効約3300万画素のフルサイズ部分積層型Exmor RS CMOSイメージセンサーを搭載する。

画像処理エンジン内にAIプロセッシングユニットを統合したBIONZ XR2を新たに搭載し、AI認識性能とスピード性能を強化した。従来比約4.5倍の高速読み出しを実現し、これにより人物の瞳認識性能が従来比約30%向上したとする。

またブラックアウトフリーでのAF/AE追随の最高約30コマ/秒の連続撮影が可能となり、静止画・動画を問わず表現の自由度を高めている。前機種『α7 IV』を大きく超える表現力と操作性を目指すモデルと位置づけられている。

あわせて、同機の高速連続撮影に対応する標準ズームレンズ『FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II』も発売される。ボディおよび『FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II』の予約販売の受付は、12月9日（火）10時より開始する。製品紹介動画やコンセプトビデオも公開されており、詳細は関連資料を参照できる。