2025.12.3
お城凸凹編で巡る城下町の謎
2025.12.3
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毎日新聞デジタルの連載「散歩日和」お城凸凹編では、和歌山城を取り上げ、その造形と城下町の変遷を丁寧にたどる。見上げる和歌山城は雄大であり、連載は城を歩きながら歴史の層を読み解いていく。
北の端を堀に沿って進むと角っこに大手門があり、いわば表玄関の役割を果たしている。記事中で梅林秀行さんは「ここが大手門になったのは浅野時代です。豊臣時代の大手門は、南の岡口門でした」と解説している。
記事は和歌山城が豊臣秀長が築城し、関ケ原の戦いまでの豊臣時代（1585～1600年）、浅野幸長が城主の浅野時代（1600～19年）、徳川頼宣が城主となって以降の徳川時代（1619～1867年）の三期に分かれると伝える。浅野時代に連立式天守などが築かれ、大手門の位置も移されたため城下町を造り替えたという。
その結果、かつてのメインストリートであった大手道は現在の本町通に姿を変え、城の北側に城下町が整備された。連載はこうした地形と歴史の関係に読者の関心を誘い、次回以降も城と町の変化を追う構成である。
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