HALMEK upが実施した年末の「整理・片付け」意識調査によると、年末に整理をする予定があると答えた人は35.9%である。調査は調査実施日：2025年10月31日（金）～11月4日（火）、調査対象・有効回答者数：40～65歳の全国のHALMEK up 会員の女性・440名を対象に行われた。

回答内容では「家の掃除（大掃除を含む）」が75.3%で最も多く、次いで「不要な服やモノの処分・リサイクル」が71.5％であった。世代別では60～65歳が不要品処分を81.6%と高く、物のスリム化が進んでいる傾向が示された。

一方で40～54歳は不要品処分が59.5%とやや低く、スマホ・PCの利用時間の見直し 24.3％や健康管理や生活リズムの見直し 29.7％、目標や優先順位の見直し 27.0％など、物だけでなく習慣や時間の使い方の整理に関心が向いている。ハルメク マーケティングリサーチャーの白石美咲は、ライフステージの変化や情報量の増加が「モノ・情報・関係性をどう選び取るか」を重要にしていると指摘している。調査結果は、世代ごとの整理対象や優先順位の違いを示しており、年末の片付け計画を立てる際の参考になるだろう。