ジョルダン株式会社は、同社の「乗換案内」サービスにスマートシティモード「浅草モード」を追加し、2025年12月3日よりサービス提供を開始することを発表した。これは「令和７年度スマートサービス展開支援事業」に採択された取り組みの一環であり、持続的な観光DXの実現を目指すものである。

本事業は、これまで展開してきたスマートシティモード「西新宿モード」を機能拡張して浅草エリアへ展開するもので、浅草全体の回遊性向上と観光客・地域住民双方の利便性向上を狙いとしている。浅草モードでは飲食店・観光施設・体験コンテンツなどの詳細情報を地図上で確認でき、関連Webページや人力車の予約ページへのアクセスも可能である。

各スポットの詳細ページからは選択したスポットまでの経路検索ができ、乗換案内アプリを利用していないユーザーや海外訪問者向けにWebサイト上でも「浅草モード」を展開する。さらに、乗換案内アプリ初となる「多言語着せ替え機能」を追加し、全13言語版で浅草テーマ着せ替え２種類を用意する。対応言語は英語・中国語（繁体/簡体）・韓国語を含む構成であり、アプリTOP画面に浅草モードへの遷移ボタンが常時表示される仕組みである。

本社は東京都新宿区、代表取締役社長：佐藤 俊和が所属するジョルダンが提供するこの機能は、地域特化型のインターフェースで浅草の回遊性向上と観光DXの促進を目指すものである。