2025.12.3
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郷土誌「多摩のあゆみ」創刊50年を記念する展覧会「多摩の空はつながっているか」が、たましん美術館(立川市緑町3)で開かれている。時代ごとの絵画や地図、歴史資料などを通じて多摩地域の歩みを紹介する構成である。
展示は21日までで、創刊号のほか過去199号分の表紙一覧をパネルで紹介している。出品は美術作品や書籍、地図、チラシ、絵はがきなど多彩な資料に及び、テーマごとに展示がまとめられている。
出品作の一例として油彩画「立川市変貌」(安西啓明、53年)や油彩画「落書き」(望月一雄、83年)などの大型作品が並び、訪れた人たちの注目を集めている。会場では多摩川の自然や文化、開拓の歴史、戦中戦後の街の変遷といった地域の変化を美術と資料でたどる。
会期中の開館時間は午前10時から午後6時で、入館料は500円、高・大学生は300円である。13日午後2時からは同市曙町2のme:rise(ミライズ)立川9階で記念シンポジウムが開かれ、参加は無料で定員先着80人、申し込み不要となっている。
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