2025.12.3
犬との絆が胸に残る最終話の余韻
2025.12.3
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NHKドラマ10『シバのおきて～われら犬バカ編集部～』が最終回を迎えた。愛すべき“犬バカ”に贈る本作は、毎回柴犬たちの愛らしさと登場人物の成長で視聴者を魅了してきた。
最終回では福助が突然倒れる場面から物語が動き、相楽（大東俊介）や『シバONE』編集部の面々が動揺する。滑沢先生（松坂慶子）の診断では一歩間違えれば命に関わる病気だと告げられる。
石森は上村（水川かたまり）と共に病気平癒を願って神社仏閣を巡り、編集部は福助の回復を祈る特集企画を練る。めでたく福助は復帰を果たし、相楽は自身と福助の『シバONE』引退を編集部に告げる決意を示す。
特集は「私のシバ自慢」から「私の“ダメ”シバ自慢」へと変更され、こういうところが“ダメ”という方が『シバONE』らしいという理由で進められる。取材中に起こった福助の怖がりエピソードなどを振り返り、笑顔を見せる場面もある。
好物のフライドチキンを口にできないほど食欲を失った福助を相楽一家が囲んで泣く場面は、飼い主の切実さが伝わる構成である。復帰後、相楽は「“ダメシバ”について話すのなら、“ダメ飼い主”を取り上げないとフェアじゃないだろ」と述べ、新たに「ダメ飼い主自慢〜もしも私の人生にシバがいなかったら〜」という企画を提案する。最終回は犬と飼い主の関係や編集部の温かな視点を通じて、犬バカたちへの応援と感謝を示す締めくくりとなった。
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