2025年8月、高円寺駅から徒歩3分ほどの場所に牛たん専門店「たん焼きと小皿」がオープンした。オーナーは粕谷純氏で、居酒屋で6年間の勤務経験を積んだ後、三鷹の人気焼鳥店「鶏や まると」で10年修業し、2019年に独立して「野方 たん純」を開業した実績を持つ。

店は和紙や木材、レンガを用いた和モダンな空間で、店先の大きな窓から温かな光がこぼれる。調理場を囲むL字のカウンター席では炭火が立ちのぼる香りと焼き上がる音を間近で楽しめ、グループ利用に適したテーブル席も備える。

看板料理は「熟成牛たん焼き」（1,760円）で、独自ルートで仕入れた上質なたんを3日間じっくりと熟成し炭火で焼き上げることで、肉厚ながら柔らかな食感とジューシーな旨みを引き出している。自家製牛たん味噌を添えて提供される。

ほかにも「たんシチュー バケット付き」（1,320円）、「カルパッチョ」（1,320円）、「ネギバカたん塩」（1,320円）など多彩な牛たん料理を揃え、旬の食材を使った創作の小皿料理も楽しめる。オープン早々に高評価の口コミが寄せられている点も注目に値する。