第50回報知映画賞の各賞が1日に発表された。同賞は読者投票と選考委員会により各賞が決定する。

作品賞・邦画には「国宝」（李相日監督、配給・東宝）が選ばれ、同作から吉沢亮が主演男優賞を受賞した。合わせて李相日監督には監督賞が贈られ、「国宝」は新設の「BS10プレミアム賞」も受賞している。

作品賞・海外には「エミリア・ペレス」（ジャック・オーディーアール監督、配給・ギャガ）が選出され、作品賞・アニメには「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」（外崎春雄監督、配給・東宝・アニプレックス）が受賞した。

主演女優賞は「ナイトフラワー」で北川景子が受賞し、助演男優賞は「爆弾」の佐藤二朗、助演女優賞は「ナイトフラワー」の森田望智がそれぞれ選ばれた。新人賞には「栄光のバックホーム」の松谷鷹也が選出された。各受賞作の配給会社や監督名も併せて発表され、今年の映画界の顔ぶれが示されたと中日スポーツが伝えている。