日本ケンタッキー・フライド・チキンは、12月2日～7日の期間限定で「KFC Christmas Restaurant」を六本木ヒルズのhills Café/Spaceにオープンする。企画ではクリスマス限定メニューと定番サイドをレストランクオリティにアレンジした特別メニューを提供する。

マーケティング本部 副本部長 兼 マーケティング部長の大江文氏は、クリスマス市場が「2兆円」を超えるとの認識を示しており、今回の取り組みをブランドの新たな挑戦と位置付けている。発表では、KFCの象徴である「パーティバーレル」が1985年発売で今年「40周年」を迎える節目であることから二つのチャレンジを行うと説明している。

一つ目は受け取り日時に幅を設けて需要を分散する「オフピーク予約」で、24日と25日に予約が集中する傾向を解消する目的である。もう一つは六本木ヒルズでの期間限定店の開設で、非日常的な空間の中であえてオリジナルチキン以外の商品にスポットを当てる演出を行うという。

さらにワイン専門店「エノテカ」とのコラボにより、メニューに合わせたペアリングワインの提供も行う予定である。来店者向けにはオリジナルのクリスマスカードの配布などの企画が用意され、各メニューの再現に役立つレシピはWebで公開される見込みである。発表会には辻希美が登場したことも伝えられている。