立山町の雄山神社では、1日から来年の初詣にむけた縁起物づくりの作業が始まった。社務所では神職や巫女が、来年の干支「午」の木彫りの置物に焼印を押す作業や、白鷹の矢に干支の縁起物を結びつける作業を進めており、正月の準備が本格化している。

来年は「午年」のなかでも60年に一度巡ってくる「丙午」の年である。記事は「丙」が炎などを意味することから商売繁盛に繋がる年だといわれていると伝えている。こうした由来を踏まえ、神社では縁起物の用意に力を入れている。

縁起物づくりは年末まで行われるということで、神職や巫女が手で焼印を押したり結びを施したりする作業が継続される見込みである。地域の迎春準備として、伝統的な手法で丁寧に品が整えられている点が印象付けられる。