JDリーグの年間表彰式が1日、東京都内で行われ、ビックカメラ高崎の上野由岐子投手（43）が通算250勝と2500奪三振を達成し、特別表彰を受けた。受賞後、上野は「積み重ねがこの数字につながった。年齢は“かくかくしかじか”だが、1年でも長く競技を続けていきたい」と語った。

五輪3大会メダルの右腕は、ソフトボール復活の舞台であるロサンゼルス五輪にも視線を向け、「3連覇を達成しなければいけないし、それが使命だと思う。私も全身全霊をかけて選手ならびに指導に尽力する」と意気込みを示した。表彰は長年の積み重ねと実績が評価された結果であり、同時に現役としての継続と指導者としての役割への意欲を改めて示す場となった。上野は今回の受章を契機に、選手・指導の双方で力を注ぐ考えを強調した。