株式会社マイナビは、千葉県山武市の旧山武西小学校をリノベーションし、団体向け宿泊施設「仲間と泊まる学校 さんむ西小」を2026年3月にオープンする。

同社は地方創生を目的とし、2018年7月に開業した「仲間と泊まる学校 ちょうなん西小」に続く2施設目として展開する。

本施設は最大114名まで宿泊可能で、学生の合宿（サークル/ゼミ/部活動）や企業研修、グループ・ファミリー旅行など幅広い用途に対応可能である。

旧校舎は教室を宿泊部屋や浴室に改装するなど細部にわたり整備し、校舎、グラウンド、体育館などの施設を自由に利用できる環境を整える計画だ。

運営側は宿泊者だけでなく地元住民の憩いの場としての利用も想定し、「海と緑、人が集い、住まう誇りがもてるまち山武」を目指すとしている。

廃校利活用を通じた地域力の向上や地方創生が事業の背景にあり、マイナビはこれまでの運営ノウハウを生かして地域との共創を図る。

本社は東京都千代田区で、代表取締役 社長執行役員は土屋芳明であると案内されている。

今後は旧山武西小学校の雰囲気を残しつつ“仲間と泊まる”ための空間設計を行い、2026年3月の開業に向けて準備を進める予定である。