ある老年のプロレスファンが久々に「プロレスリングZERO1」の後楽園ホール大会を観戦し、今のプロレスの熱量を再認識したと報告している。大会のメインで行われたハヤブサ vs 清宮海斗は試合としての完成度が高く、観客に“気持ち”が伝わる内容だったと伝えられる。

その大会で特に注目を集めたのは黒潮TOKYOジャパンである。記事によれば黒潮TOKYOジャパンは「世界一入場が長い選手」だとWikipediaに紹介されており、出入りの粘り強さが観客の注目を引き付けた。

かつての一流レスラーが持っていた「観客をコントロールする能力」を感じさせる振る舞いが評価され、筆者は黒潮TOKYOジャパンを“目が離せない存在”と表現している。これにより、以前はインディーに懐疑的だったファンも今のリングの魅力に心を動かされたと記されている。

記事はまた、筆者の若き日の憧れとして長州力を挙げ、当時は新日本プロレス寄りだった立場から現在のプロレスを体験した感想を交えつつ、黒潮TOKYOジャパンの個性と会場の熱気が印象深かったとまとめている。