2025.12.1
52万人超が訪れた現代アート祭が閉幕
2025.12.1
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愛知芸術文化センター（名古屋市東区）ほか県内各地で開催されていた国際芸術祭「あいち2025」が11月30日、閉幕した。
同芸術祭は9月13日から79日間にわたり、同センターと瀬戸市で開催され、テーマは「灰と薔薇（ばら）のあいまに」であった。
22の国と地域から62組のアーティストが参加し、美術展示に加えてパフォーミングアーツなど多彩なプログラムを展開した。
最終日には美術展示のほか、パフォーミングアーツ「マイ ボディ・マイ アーカイブ」の上演や、期間中のラーニング企画を振り返るイベントなどが行われた。
名古屋市、瀬戸市を合わせた期間中の来場者数は52万人以上にのぼったと報告されている。
フール・アル・カシミ芸術監督は最終日には来日せず、閉幕に当たりコメントを発表した。
「来場いただいたたくさんの方々に心からお礼申し上げる。62組の参加アーティストにも改めて深く感謝したい。」
また監督は、参加作家がテーマやコンセプトにさまざまな形で共鳴・応答した点や、人間と環境の関係を幅広い視点で表現した意義を共有できたと述べている。
大村秀章愛知県知事、国際芸術祭「あいち」組織委員会・大林剛郎会長、国際芸術祭「あいち2025」学芸統括・飯田志保子さんらは18時、愛知芸術文化センター10階の愛知県美術館ロビーでスタッフと共に最後の来場者を送り出した。
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