ピピアめふの四階ロビーフロアには常設のミニ四駆コースが設置されており、土曜日と日曜日の10時から16時まで、小学生を対象に無料で開放している。赤白青、トリコロールカラーのレーンが三台分用意され、時折コースのレイアウト変更も行うなど凝った仕様である。

館長の小山出さんによれば、発端は二年ほど前に近所のネッツトヨタ神戸にいるミニ四駆に詳しいスタッフと話が盛り上がったことにあり、「ここを聖地にしよう」という構想から常設やイベント開催が続いているという。コンスタントに催しが行われ、地域の周知にもつながっている。

12月13日（土）の10:30から13:00には「ミニ四駆タイムアタック＆ミニ四駆お困り相談会」が開催され、常設コースを延長したマンモスコースを3周走行してタイムを競う。部門はノーマルシャーシ部門、改造部門に分かれ、こどもから大人まで誰でも参加可能だが、小学生以下は保護者同伴必須である。

定員は先着30名ほど、参加費は500円で各部門のタイム上位者には景品が用意されている。参加には受付窓口、電話、URLからの申し込みが必要で、タイムアタック参加者はミニ四駆の専門家に改造やメンテナンスの相談ができる「お困り相談会」にも参加できる。初回に利用登録（無料）を行えば二回目以降はカード提示で走行可能で、手厚い運営が好評である。