プロレスリング・ノアは29日、横浜ラジアントホールで「TEAM NOAH JUDGMENT」を開催し、会場には234人の観衆が詰めかけた。

メインは8人タッグマッチで、モハメド ヨネ、小峠篤司、大原はじめ、Hi69が藤田和之、谷口周平、晴斗希、菊池悠斗組と激突した。

試合は25分を超える激闘となり、最後は小峠が菊池を必殺のキルスイッチで沈める形で決着した（25分30秒 キルスイッチ→片エビ固め）。

勝利後、小峠は「言いたいことは全部リング上で言った。心晴れ晴れで、気持ちはすがすがしい」と述べ、続けて「こうなった以上、あとはやるしかない。壁があろうがとことん前に進むだけ」とユニット存続への決意を語った。

モハメド ヨネも「同じ意思で戦っていけるのが本当にうれしい」と呼応した。敗れた晴斗希は「僕がノアに関われたのもTEAM NOAHがあったから」と敬意を表した。

バックステージではこれまでの“スタイリッシュ”路線からの転換が示唆され、小峠は「俺らなんか“毒されど根性軍団”みたいなもん」と自虐的に語り、ヨネは「“泥水すすりたい隊”だね」と応じた。

主催してきた興行名「LIMIT BREAK」については「オシャレすぎた」と振り返り、今後は「ドクダミ草」や漫画『魁!!男塾』に出てきそうな泥臭いネーミングへの変更を検討しているという。

小峠の「泥水すすって頑張っていきましょう！」という言葉とともに、横浜の地から新生TEAM NOAHの第2章が始まった。