「belts 三田」のポークステーキのメニューはユニークな名称とサイズで構成されている。メニュー名「テラスハウス」は200gで厚さ2cm、「タワマン」は300gで厚さ3cm、さらに「ザ・スカイ」は500gで厚さ5cmと案内されている。

ランチ時に提供される「タワマン」は1680円で、低温加熱によりじっくりと調理されているため見た目のボリュームに反してやわらかく食べやすい。味付けは素朴だが、表面の香ばしさと肉の内側のとろっとしたうま味が特徴である。

使用するのは豚肩ロースで、低温で2時間調理した後に注文ごとに切り分け、表面をフライパンでカリッと焼き上げる調理工程を採っている。地元の高齢層にもファンが多いとされる。

オーナーの國領浩樹はこの店が今年で8年目であること、元は機械工場を改築してニューヨークのブルックリンの店をイメージした内装にしたことを明かしている。周辺に白金ザ・スカイ（2022年竣工）というタワーマンションができたことからメニュー名を付け、わかりやすさから客の反応も上々だと述べている。