東京女子プロレスは29日、大阪・アゼリア大正ホールで「Step Forward ’25」を開催し、愛野ユキと風城ハルのタッグが正式に結成された。両者は第3試合で瑞希＆芦田美歩組と対戦し、連係を見せて勝利を収めた。

愛野の回転エビ固めから風城が愛野を踏み台にしてのクロスボディーの連係や、愛野のストマックブロックと風城のアームクラッシャーの合体技などが炸裂し、試合は愛野が芦田をヴィーナスDDTで勝利した。

試合後、風城は涙ながらに「私は天満のどかでもなく、水波綾ではなく、風城ハルが、この先愛野ユキとしての人生を終わるその時まで、ずっと隣にいたいと思ってるんです。だからユキさん、私のタッグパートナーになってくれませんか？」と告白し、愛野は「これから一緒に、いろんな景色見ていこう！」と快諾。タッグ結成が正式となった。

2人はセミファイナル後、プリンセスタッグ王者OberEats（上福ゆき＆上原わかな）の前に現れてタイトル挑戦を直訴した。上原が「やりましょう！」と応じると、上福は「やる日にちだけは決める。おそらくわかなが食べて食べてリラックス＆食べて食べて食べまくる、正月がいい」と日程を示唆し、愛野も「正月は私たちもいっぱい米や餅を食べます！ だから私たちも強くなってるはずだ！」と返答したことで、1月4日後楽園ホールでの王座戦が決定的になった。

バックステージで愛野は気持ちを語り、2人は「ベルト巻くぞ！」と意気込んで大会を締めくくった。